天才少女
少女は返事をした

"ありがとうございます。薬学の知識やら教えられております。働かせてください"



"名前!なんて言うと??"


私の名前は…
少女は言おうとしたが、あの名前には戻りたくなかった


"新しく名前をつけていただけないでしょうか?"


女将と主人は困惑したが、事情があるのだろうと、深くは聞かなかった



女将の命名により、少女は名前をもらった


『松永 藤花(マツナガ トウカ)』



藤の花がきれいやから…
あんたにそないなって欲しくて…


女将は優しくいった…



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