天才少女
その日から少女…いや、藤花は働いた

読み書き?
そんなものは一発でできたのだ



…やはり天才であった



女将と主人は驚いた
藤花がもつ薬学の知識は十分すぎた

たった数日で労核の薬やコリラの薬などをつくり…ここ、江戸では全国から薬を買いにくる人が多くなった



そして、その薬をのんだ者は必ず完治した



評判が評価を呼び
今では、この薬屋は黒字に黒字を重ねかなりの金持ちとなっている




そして、その客はきた



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