天才少女

「やはり、凄いですね…」


隣に立っている女性が惚けるようにいう


「幼い子供なのに…やっぱり零組は特別…ですね…」


たぶん、奴らがしている刀の解放について言っているのだろう


二組と呼ばれた彼女らの隊は俺らを守るように囲んでいる

腕には腕章が…牡丹が彫られている


そして、一葉組長と呼ばれた彼女は、忍びのような格好をしていた





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