貴方との想ヒ出日記
10/18
ネネが夏休みにカントに告白。
その返事をカントが今日返す。
返事はok。
私は昨日カントに相談されたから知ってるんだ。
返事を返しやすいように
シュウ、私、メグ、ルキ、ダイスケで学習室に閉じ込める。
一つの窓をメグ。
もう一つの窓を私とシュウ。
扉をルキとダイスケ。
今まで避けられていたのに今、私と一緒に居るのは本当にシュウ?
「…」
嗚呼、涙が出て来て視界がボヤける。
「カナ、見てみ!
…カナ?」
私が下を向いていたからシュウは覗き込んで来た。
凄く心配しながら。
私は目に溜まった涙を見せないようにシュウが小さく開けていた窓から中を覗き込んだ。
「…カ「プロジェクトの話始めちゃった」
私はシュウの話を遮り喋った。
シュウが窓を覗き込んだうちにこっそり涙を拭く。
「…カ………。
ホンマやな
おーいカント何やってんねん早よ返事返せよー」
「お前らが覗いとるから無理なんやろが!」
「え、バレとったんかよー」
それに何か言おうとしていたけど気を使ったのかやめて。
私をチラチラ見ながらカントと喋る。
私はそれに気づかないフリ。
…もっと可愛気があればいいのに。
…もっと素直になればいいのに。
…もっと、がいっぱい出てくる。
はぁ。
小さく溜め息をつくとそれに反応したシュウが心配した目で見る。
私はそれに無理やり作り笑顔を向ける。
作り笑顔、と気づいたのか少し顔をしかめて。
「俺じゃ頼りない?」
私の横を通り過ぎる時呟いた。
そして何事もなかったように学習室から出てきたカントに近づいて行った。
…私はしばらくその場から動けなかった。
ネネが夏休みにカントに告白。
その返事をカントが今日返す。
返事はok。
私は昨日カントに相談されたから知ってるんだ。
返事を返しやすいように
シュウ、私、メグ、ルキ、ダイスケで学習室に閉じ込める。
一つの窓をメグ。
もう一つの窓を私とシュウ。
扉をルキとダイスケ。
今まで避けられていたのに今、私と一緒に居るのは本当にシュウ?
「…」
嗚呼、涙が出て来て視界がボヤける。
「カナ、見てみ!
…カナ?」
私が下を向いていたからシュウは覗き込んで来た。
凄く心配しながら。
私は目に溜まった涙を見せないようにシュウが小さく開けていた窓から中を覗き込んだ。
「…カ「プロジェクトの話始めちゃった」
私はシュウの話を遮り喋った。
シュウが窓を覗き込んだうちにこっそり涙を拭く。
「…カ………。
ホンマやな
おーいカント何やってんねん早よ返事返せよー」
「お前らが覗いとるから無理なんやろが!」
「え、バレとったんかよー」
それに何か言おうとしていたけど気を使ったのかやめて。
私をチラチラ見ながらカントと喋る。
私はそれに気づかないフリ。
…もっと可愛気があればいいのに。
…もっと素直になればいいのに。
…もっと、がいっぱい出てくる。
はぁ。
小さく溜め息をつくとそれに反応したシュウが心配した目で見る。
私はそれに無理やり作り笑顔を向ける。
作り笑顔、と気づいたのか少し顔をしかめて。
「俺じゃ頼りない?」
私の横を通り過ぎる時呟いた。
そして何事もなかったように学習室から出てきたカントに近づいて行った。
…私はしばらくその場から動けなかった。