世界滅亡


その日はいつも通りの日常だった


朝、仕事や学校へ向かう人を見かけた


昼は学校で授業を受けた


もちろん教室は世界滅亡の話題でもちきり


ニュースを見た人は自慢げに話し、見てなかった人はそれを興味津々に聞く


興味のない人もいた


学校がなくなるんならと嬉しそうに話しあう女子たちを悲しい目で見つめた


自分たちもこの世から消えてしまうことを考えていないのだろうか‥?


いや、考えない方が当たり前か‥


そんなもの過ぎて笑い話になるのだから





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