涙雨[ナミダアメ]
沈黙になるのが、嫌で
話題を変えた。
「お腹…空かない?」
「空いた。空いた!
麗夜くん、ファミレス行きたい!!」
「ファミレス?
そんなでいいの?もっとオシャレなレストランとかじゃなくていいの?」
「いいの。
ファミレスに行きたい!」
デートでファミレスって
いいんかな。
もっとこうオシャレなレストランとか夜景が見える場所とか好きじゃん?
まあ、雫ちゃんが行きたいって言うんだしいっか。
しばらくして、よく行く
ファミレスに着いた。
メニュー表を見て
にこにこしている雫ちゃん。
「楽しいね。」
ってウキウキしてる。
今日はよく笑ってくれるね。
「アタシ、パスタにしよ~それと、アイスも!」
「雫ちゃんアイス好きだね~」
家に来た時も、アイスをあげると喜んでくれてた。
「アタシの体は、甘いもので出来てるの。」
なんて子供みたい。
でも、それが雫ちゃんなのかな。
それぞれのメニューを選んで、雫ちゃんはドリンクバーをとりにいった。
その時…
「あれー、麗夜じゃん!」
げ…この声はひなこ。
絶対現れるなこの女。
「ひなこ…
悪いけど、邪魔しないでくれ。雫ちゃんとデートなの。」
「デート、ねえ。
邪魔しちゃお~」
「は?バカ!今すぐどっかいけ!」
「わかってるよ~
ひなこは優しいからさ、
挨拶だけにしとく。」
丁度タイミングよく、
というかタイミング悪く雫ちゃんが戻ってきた。
「あれ、あなたは…「麗夜の元カノでーす。」
「は?だからひなことは
付き合ってないって…」
雫ちゃんは俺をちょっとだけ睨んだ。
って何で睨まれたんだろ。
「なんてね。
ただのセフレでした。」
「それは…認める…」
「ひなこはね、麗夜に本気なの!だからはっきりしないならひなこに渡して!」
「は?ちょっとひなこ!」
何を言い出すんだよ…
「って言いたいところだけど~」
え…
「麗夜はアンタに本気みたいだし?
ひなこは応援してるから。だからさ、傷つけるやつなんかやめときなって。
アンタの彼氏さ、アンタに依存してるだけなんじゃない?」
「……依存…」
「麗夜はモテるから、
グズグズしてるととられちゃうよ~。」
最後に、麗夜頑張って!
なんて言って去っていった。
一応応援してくれたんだ。
セフレだなんて言って
酷いことしたのに…
ちょっと煩いやつだけど、ひなこはいいやつなのかもな。
ごめんな。ひなこ…
話題を変えた。
「お腹…空かない?」
「空いた。空いた!
麗夜くん、ファミレス行きたい!!」
「ファミレス?
そんなでいいの?もっとオシャレなレストランとかじゃなくていいの?」
「いいの。
ファミレスに行きたい!」
デートでファミレスって
いいんかな。
もっとこうオシャレなレストランとか夜景が見える場所とか好きじゃん?
まあ、雫ちゃんが行きたいって言うんだしいっか。
しばらくして、よく行く
ファミレスに着いた。
メニュー表を見て
にこにこしている雫ちゃん。
「楽しいね。」
ってウキウキしてる。
今日はよく笑ってくれるね。
「アタシ、パスタにしよ~それと、アイスも!」
「雫ちゃんアイス好きだね~」
家に来た時も、アイスをあげると喜んでくれてた。
「アタシの体は、甘いもので出来てるの。」
なんて子供みたい。
でも、それが雫ちゃんなのかな。
それぞれのメニューを選んで、雫ちゃんはドリンクバーをとりにいった。
その時…
「あれー、麗夜じゃん!」
げ…この声はひなこ。
絶対現れるなこの女。
「ひなこ…
悪いけど、邪魔しないでくれ。雫ちゃんとデートなの。」
「デート、ねえ。
邪魔しちゃお~」
「は?バカ!今すぐどっかいけ!」
「わかってるよ~
ひなこは優しいからさ、
挨拶だけにしとく。」
丁度タイミングよく、
というかタイミング悪く雫ちゃんが戻ってきた。
「あれ、あなたは…「麗夜の元カノでーす。」
「は?だからひなことは
付き合ってないって…」
雫ちゃんは俺をちょっとだけ睨んだ。
って何で睨まれたんだろ。
「なんてね。
ただのセフレでした。」
「それは…認める…」
「ひなこはね、麗夜に本気なの!だからはっきりしないならひなこに渡して!」
「は?ちょっとひなこ!」
何を言い出すんだよ…
「って言いたいところだけど~」
え…
「麗夜はアンタに本気みたいだし?
ひなこは応援してるから。だからさ、傷つけるやつなんかやめときなって。
アンタの彼氏さ、アンタに依存してるだけなんじゃない?」
「……依存…」
「麗夜はモテるから、
グズグズしてるととられちゃうよ~。」
最後に、麗夜頑張って!
なんて言って去っていった。
一応応援してくれたんだ。
セフレだなんて言って
酷いことしたのに…
ちょっと煩いやつだけど、ひなこはいいやつなのかもな。
ごめんな。ひなこ…