涙雨[ナミダアメ]
――――。
――――――。
―――――――。
「……ん…」
「麗夜くん!!」
「雫ちゃ…ん。ここ何処?」
目が覚めた俺は、
白い天井と白いベッドの上だった。
この消毒の匂い…
「病院だよ。」
「病院ー!?いや~
病院きらー…ッッいて…」
起き上がろうとしたら、
電撃が流れるような痛みが走った。
「麗夜くん、ダメだよ!
骨、折れてるし、打撲が酷いから3日入院なんだから。」
「え~嫌だ。
嫌だ嫌だいーやーだ!」
「ガキか!お前は…」
「あ、守!
マモちゃん、俺入院何て嫌だ~」
「そんな化けもんみたいな顔じゃ、歩けねえよ。」
「化けもん!?
どんな顔だよ!!俺の美顔にアザなんかね…………」
嘘~!
守が見せてきた鏡に写ったら俺の顔。
アザだらけで目は晴れていた。
マジかよ…
「俺のイケメンが~」
「あ、そうだこれ。」
守が大量に何かが入った
紙袋を机においた。
「りほちゃんではないか!」
俺のアイドルりほちゃんの写真集とDVD。
「これやるから、大人しく寝てろ。」
「マジかよ~!
さんきゅ♪マモルン!」
――――――。
―――――――。
「……ん…」
「麗夜くん!!」
「雫ちゃ…ん。ここ何処?」
目が覚めた俺は、
白い天井と白いベッドの上だった。
この消毒の匂い…
「病院だよ。」
「病院ー!?いや~
病院きらー…ッッいて…」
起き上がろうとしたら、
電撃が流れるような痛みが走った。
「麗夜くん、ダメだよ!
骨、折れてるし、打撲が酷いから3日入院なんだから。」
「え~嫌だ。
嫌だ嫌だいーやーだ!」
「ガキか!お前は…」
「あ、守!
マモちゃん、俺入院何て嫌だ~」
「そんな化けもんみたいな顔じゃ、歩けねえよ。」
「化けもん!?
どんな顔だよ!!俺の美顔にアザなんかね…………」
嘘~!
守が見せてきた鏡に写ったら俺の顔。
アザだらけで目は晴れていた。
マジかよ…
「俺のイケメンが~」
「あ、そうだこれ。」
守が大量に何かが入った
紙袋を机においた。
「りほちゃんではないか!」
俺のアイドルりほちゃんの写真集とDVD。
「これやるから、大人しく寝てろ。」
「マジかよ~!
さんきゅ♪マモルン!」