涙雨[ナミダアメ]
ベッドの隣のソファーに
雫ちゃんがいる。



「ねえ、雫ちゃん。
付き合ってくれる?」


「へ…?」


「へ?もしかして忘れたとか?」


“好き”って言ったこと。



「忘れてないよ。
麗夜くんが好きだよ。」



「俺の彼女になってよ。」


「うん!」




にっこり笑った雫ちゃん。



また笑顔が見れた。




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