涙雨[ナミダアメ]
時刻は7時…
夏も間近の6月とはいえ、夜の海は肌寒い。
「すっごいよね~!!
食事行こうよって連れてきてくれた場所が船上レストランって…
さすが社長~」
メイカは、初めてで興奮ぎみだった。
私は、3回目だ。
「はあ…」
「雫?どうした?」
「いつからかな~と思って。食事に行くと必ずこおゆう高そうな店に行くようになったのは…」
「雫、大丈夫?」
「ごめん!メイカ。
せっかくの食事だしね。
楽しまなきゃ!」
いつからか、秀は私に
お金を沢山つかう。
たまにはファミレスでも
ラーメンでもいいのに…
なんて思う。
「雫、これ。」
トイレから戻ってきた秀が何かを渡してきた。
「秀、これっ…」
「雫、大学卒業したらさ
俺と結婚しようか。」
秀が渡してきたのは、
ダイヤの指輪。
「………。」
「………。」
驚き過ぎて、私もメイカも何も言えない。
シャンパン飲みすぎたのかな…
聞き間違えなんだろうか。
夏も間近の6月とはいえ、夜の海は肌寒い。
「すっごいよね~!!
食事行こうよって連れてきてくれた場所が船上レストランって…
さすが社長~」
メイカは、初めてで興奮ぎみだった。
私は、3回目だ。
「はあ…」
「雫?どうした?」
「いつからかな~と思って。食事に行くと必ずこおゆう高そうな店に行くようになったのは…」
「雫、大丈夫?」
「ごめん!メイカ。
せっかくの食事だしね。
楽しまなきゃ!」
いつからか、秀は私に
お金を沢山つかう。
たまにはファミレスでも
ラーメンでもいいのに…
なんて思う。
「雫、これ。」
トイレから戻ってきた秀が何かを渡してきた。
「秀、これっ…」
「雫、大学卒業したらさ
俺と結婚しようか。」
秀が渡してきたのは、
ダイヤの指輪。
「………。」
「………。」
驚き過ぎて、私もメイカも何も言えない。
シャンパン飲みすぎたのかな…
聞き間違えなんだろうか。