ヴァニタス
あっ、私今武藤さんと会話してる。
こんなにも小さなことだけど、私にとってはとても大きなことだ。
「果実と砂時計と、髑髏…ですか?」
武藤さんとの会話を続けたくて、私は彼に話の続きをうながした。
武藤さんは指を差すと、
「あの辺りに砂時計、あの辺りに…そうだな、果実はりんごがいいかも。
あの辺りにりんごがあって、波打ち際に髑髏があるって言う構想を思い浮かべてた」
1つ1つを丁寧に指差しながら話をする武藤さんは、とても楽しそうだ。
「その絵が完成するの、私楽しみに待っていますね」
そう言った私に、
「いや…んー、たぶん完成するのは3週間後くらいになると思う」
武藤さんが言った。
「えっ?」
私は訳がわからなくて聞き返した。
絵が完成するのが3週間後って、どう言うこと?
こんなにも小さなことだけど、私にとってはとても大きなことだ。
「果実と砂時計と、髑髏…ですか?」
武藤さんとの会話を続けたくて、私は彼に話の続きをうながした。
武藤さんは指を差すと、
「あの辺りに砂時計、あの辺りに…そうだな、果実はりんごがいいかも。
あの辺りにりんごがあって、波打ち際に髑髏があるって言う構想を思い浮かべてた」
1つ1つを丁寧に指差しながら話をする武藤さんは、とても楽しそうだ。
「その絵が完成するの、私楽しみに待っていますね」
そう言った私に、
「いや…んー、たぶん完成するのは3週間後くらいになると思う」
武藤さんが言った。
「えっ?」
私は訳がわからなくて聞き返した。
絵が完成するのが3週間後って、どう言うこと?