放課後ラプソディー
♪第四楽章
side桃
「桃の後輩の子、可愛いよね!」
券売機のボタンを押しながらちいちゃんが言う。
今日は一週間に一度の食堂でお昼ごはんの日。
普段はお母さんのお弁当だけど、安くて美味しい食堂をこうしてたまに使うのも私の楽しみの一つ。
「うん、良い子だよ!すごく頑張ってるし。」
私の初めての直属のパートの後輩、春川瞬君。
素直で練習熱心でとってもいい子。
コントラバスを初めてまだ数週間だけど、メキメキ上達して私なんかすぐに追い抜いちゃうだろうな。
「可愛い顔してるよね、アイドルみたい。」
たしかに瞬君は女の子顔負けの可愛いという形容詞がぴったりのルックス。
身長も男子にしては小柄な方だから余計そう見えるのかも。
私はメニューを見て迷いつつ、結局最後はいつもオムライスを選ぶ。
ここの高校の食堂は結構メニューも豊富だけどおすすめはオムライス。
卵が半熟ふわふわでおいしいの!
「あ、噂をすれば…」
券売機のボタンを押しながらちいちゃんが言う。
今日は一週間に一度の食堂でお昼ごはんの日。
普段はお母さんのお弁当だけど、安くて美味しい食堂をこうしてたまに使うのも私の楽しみの一つ。
「うん、良い子だよ!すごく頑張ってるし。」
私の初めての直属のパートの後輩、春川瞬君。
素直で練習熱心でとってもいい子。
コントラバスを初めてまだ数週間だけど、メキメキ上達して私なんかすぐに追い抜いちゃうだろうな。
「可愛い顔してるよね、アイドルみたい。」
たしかに瞬君は女の子顔負けの可愛いという形容詞がぴったりのルックス。
身長も男子にしては小柄な方だから余計そう見えるのかも。
私はメニューを見て迷いつつ、結局最後はいつもオムライスを選ぶ。
ここの高校の食堂は結構メニューも豊富だけどおすすめはオムライス。
卵が半熟ふわふわでおいしいの!
「あ、噂をすれば…」