放課後ラプソディー
今年の夏は去年以上に忙しくなりそうだ。
そして次の日から早速始まった、朝八時から夕方六時までの一日練習。
基本土曜日はこの時間で練習していたけど、夏休みにもなるとこれが毎日。
体力には自信のある俺も、さすがに帰ってきたらヘトヘトで。
とにかくがむしゃらに必死で音符に食らいついていく。
おかげで俺の楽譜はほぼ真っ黒のメモだらけ。
桃先輩の楽譜もいろペンやマークなどたくさんの工夫が施されていてとても見やすい楽譜になっていた。
連日の猛練習のおかげで春よりはだいぶ上達したように思えてきたけど、桃先輩の演奏を聞くと俺なんかまだまだ下手くそ。
「瞬君、こことここ、ピチカートはもう少し軽めかな。」
「はい!」
二人でのパート練習はドキドキする間もなく、とにかく一生懸命先輩の指導を受けた。
「よし、じゃあ今日はここまで。明日は七時半にバスに乗れるように、集合しろよ!遅刻すんなよ!」
そしていよいよ明日から四泊五日の合宿が始まる。
そして次の日から早速始まった、朝八時から夕方六時までの一日練習。
基本土曜日はこの時間で練習していたけど、夏休みにもなるとこれが毎日。
体力には自信のある俺も、さすがに帰ってきたらヘトヘトで。
とにかくがむしゃらに必死で音符に食らいついていく。
おかげで俺の楽譜はほぼ真っ黒のメモだらけ。
桃先輩の楽譜もいろペンやマークなどたくさんの工夫が施されていてとても見やすい楽譜になっていた。
連日の猛練習のおかげで春よりはだいぶ上達したように思えてきたけど、桃先輩の演奏を聞くと俺なんかまだまだ下手くそ。
「瞬君、こことここ、ピチカートはもう少し軽めかな。」
「はい!」
二人でのパート練習はドキドキする間もなく、とにかく一生懸命先輩の指導を受けた。
「よし、じゃあ今日はここまで。明日は七時半にバスに乗れるように、集合しろよ!遅刻すんなよ!」
そしていよいよ明日から四泊五日の合宿が始まる。