放課後ラプソディー
side瞬
結局桃先輩に思いを伝えられず、夏休みに入ってしまった。
今年の夏は去年以上に忙しくて、でもとても充実していた。
残念ながら惜しくも全国大会にはいけなかったけど、初めて間もない吹奏楽の世界にすっかりハマってしまった。
それに加えて、三年の先輩はこのコンクールで引退。
今日から新しい幹部が動き始めた。
そしてなんと、桃先輩は低音パートのパートリーダーだけでなく、副部長にも選ばれた。
これからもっともっと忙しくなって、俺と話してる時間なんてなくなってしまうかもしれない。
一回目の合宿が終わった頃からなんとなく元気が無いように見えるのは、気のせい?
なんだか無理して笑ってくれているような気がする。
更に不安なのは、もう一人の副部長があの速水先輩だってこと。
合宿の夜、あんなことを聞いてしまったからにはもう二人からは目が離せなくなってしまう。
課題もまだまだたくさんあるのに、俺の悩みも尽きない…
今年の夏は去年以上に忙しくて、でもとても充実していた。
残念ながら惜しくも全国大会にはいけなかったけど、初めて間もない吹奏楽の世界にすっかりハマってしまった。
それに加えて、三年の先輩はこのコンクールで引退。
今日から新しい幹部が動き始めた。
そしてなんと、桃先輩は低音パートのパートリーダーだけでなく、副部長にも選ばれた。
これからもっともっと忙しくなって、俺と話してる時間なんてなくなってしまうかもしれない。
一回目の合宿が終わった頃からなんとなく元気が無いように見えるのは、気のせい?
なんだか無理して笑ってくれているような気がする。
更に不安なのは、もう一人の副部長があの速水先輩だってこと。
合宿の夜、あんなことを聞いてしまったからにはもう二人からは目が離せなくなってしまう。
課題もまだまだたくさんあるのに、俺の悩みも尽きない…