放課後ラプソディー
去年までは夏休みがずっと続いて欲しいって新学期が近づくにつれて思っていたのに、今年ははやく終わって欲しいって思う。
それははやく桃先輩に会って、この気持ちを一秒でも早く伝えたいから。
それに俺が今こうしている間にも、桃先輩は星野先輩との距離を近づけているのかもしれない。
早く、早く言わないと手遅れにだけはなりたくない。
後悔したくないんだ、この恋は。
そして待ちに待った、コンクール後の初めての部活の日。
久しぶりにあった桃先輩は相変わらず可愛くて。
一緒にパート練習をするだけでも胸がドキドキなった。
「じゃあ半音階の練習やろうか。ここはこうね?」
桃先輩の指が俺の手に触れる。
やばい、もう、俺…
「先輩、俺…」
「どうしたの?瞬君?」
身長の低い俺でも桃先輩は上目遣いになる。
それがまた、俺を魅了する。
もう、言ってしまえ!
ここまできたら、もう後にはひかない。
それははやく桃先輩に会って、この気持ちを一秒でも早く伝えたいから。
それに俺が今こうしている間にも、桃先輩は星野先輩との距離を近づけているのかもしれない。
早く、早く言わないと手遅れにだけはなりたくない。
後悔したくないんだ、この恋は。
そして待ちに待った、コンクール後の初めての部活の日。
久しぶりにあった桃先輩は相変わらず可愛くて。
一緒にパート練習をするだけでも胸がドキドキなった。
「じゃあ半音階の練習やろうか。ここはこうね?」
桃先輩の指が俺の手に触れる。
やばい、もう、俺…
「先輩、俺…」
「どうしたの?瞬君?」
身長の低い俺でも桃先輩は上目遣いになる。
それがまた、俺を魅了する。
もう、言ってしまえ!
ここまできたら、もう後にはひかない。