依存性




「ああああ、愛しの煙草。よかった、イライラしてたからさ!」

綾はあたしより重症の煙草好き。

「綾、あたしにも1本」

「ん」



火のついた煙草を受け取って
ふぅっと息を吐く。


「あぁぁぁ、落ち着く」
「それな」


あたし達は、高校の中では結構珍しいタイプの人種。

まあ、簡単に言えばヤンキー?



< 3 / 5 >

この作品をシェア

pagetop