片想い協力者は無愛想ヤンキー!?(番外編)
その日の帰り。
俺の帰り道には昨日、白山さんと会った公園があるわけで…。
自然と視線が公園に向かう。
(いるわけないか…)
そう思いながら公園のベンチを見ると…
『白山さん!?』
昨日のようにうずくまっている白山さんを発見。
慌てて駆け寄る。
『何してんの!?風邪ひくよ?』
そういって、白山さんの隣に座る。
『葉月君…。』
彼女の小さな声が聞こえる。
『ん?』
俺はなるべく優しく聞き返す。
『葉月君は…人気者だね。友達がいっぱいいる。』
『…え?』
『私にとって葉月君は友達第一号だけど葉月君にとって私は…何号目?』
『白山さん…?』