ここに在らず。

新たな関係図






その後、到着したのは大きなショッピングモールだった。


「うわぁ…広い…多い…」


そこは、想像していた以上の場所だった。想像以上の広さに、店舗の数。そしてそれにも負けない、想像以上の人口密度。

思わず私は足を止め、トウマさんの後ろに身を潜めた。なんだか沢山の人達にぶつかってしまいそうで申し訳無かったのと、本当にここは私が来ても良い所なのかと、場違い感を感じたせいである。


「じゃあ、何処から行く…どうした?体調でも悪いのか?」


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