今でも好きだよ。
写すのに集中してる増田。
なんとなく見てると、
勇太「あ、あんま見んなよ///
恥ずい…。」
って言ってまたノートに視線を戻す。
ヤバ、
不覚にも今ドキッした自分がいた。
増田がモテるのが分かる気がした。
増田の顔を簡単に説明すると、
ブラウンの茶髪にワックスでセットされてて、
小さい顔は女の子より小さいと言っても過言じゃない。
肌はツルツルピカピカの美白だし、
綺麗な二重の目は若干キリッとしてる。
まつ毛は長いし
唇はなんかトゥルットゥルーだし。
結構高い背に細身の体。
制服は着崩してて、チャラい。
ま、チャラいって言えばいいのかな?←
性格はムードメーカーで誰とでも話せて、運動神経抜群。
バカだけど。
友達でも好きな子いた気がする。
そんな増田はいつも私に宿題を求めてくる。
ノーとをチラッと見ると、
かなりの殴り書き。
貴「増田ぁー、もうちょっと丁寧に書いたら??」
勇太「いーんだよ、俺が丸つけるんだから。」
それだけ言って書き続ける増田。
あきらめて外を見る。
雨……、降ってる。
やっぱりいまは梅雨だ。