*ふわり、はつこい*
最終章❋
最終章❋
新しい春がきた。
私はK高校に無事、合格。
周りの子もみんな合格だった。
ユウカちゃんも先輩と同じ高校に合格。
離れるのは寂しいけど、また会おうねって約束をしたから平気。
「おーい三瀬!」
まだ慣れない教室の窓から桜を見てると後ろから名前を呼ばれ、反射的に振り向く。
「速水くん」
『よっ』と速水くんは軽く挨拶をした。
実は速水くんも同じK高校に入学した。
「どうしたの?」
「用がなかったら声かけたら悪いのかよ」
速水くんは拗ねたような表情を作る。
その様子がおかしくて私は笑ってしまった。
新しい春がきた。
私はK高校に無事、合格。
周りの子もみんな合格だった。
ユウカちゃんも先輩と同じ高校に合格。
離れるのは寂しいけど、また会おうねって約束をしたから平気。
「おーい三瀬!」
まだ慣れない教室の窓から桜を見てると後ろから名前を呼ばれ、反射的に振り向く。
「速水くん」
『よっ』と速水くんは軽く挨拶をした。
実は速水くんも同じK高校に入学した。
「どうしたの?」
「用がなかったら声かけたら悪いのかよ」
速水くんは拗ねたような表情を作る。
その様子がおかしくて私は笑ってしまった。