*ふわり、はつこい*
第一章❋
第一章❋
「心向ー」
私の名前を呼んだのは私の親友、ユウカちゃん。
ユウカちゃんは13歳のわりに背が160センチ近くもあって顔もキリっとしてる。
ちなみに私は153センチとクラスでは少し小さめ。
「ユウカちゃん。入学式、緊張するね。こけちゃったらどうしよう」
「あはははっ。心向は本当にこけそう!」
ユウカちゃんはケラケラと笑った。
今日は中学校の入学式だ。
そして私が入場する番がとうとうやってきてしまった。
「ほら。心向の番だよ!」
ユウカちゃんに背中を押され、少し緊張が解れた。
「いってくるね!」
私は振り返り、ユウカちゃんに手を振った。
「心向ー」
私の名前を呼んだのは私の親友、ユウカちゃん。
ユウカちゃんは13歳のわりに背が160センチ近くもあって顔もキリっとしてる。
ちなみに私は153センチとクラスでは少し小さめ。
「ユウカちゃん。入学式、緊張するね。こけちゃったらどうしよう」
「あはははっ。心向は本当にこけそう!」
ユウカちゃんはケラケラと笑った。
今日は中学校の入学式だ。
そして私が入場する番がとうとうやってきてしまった。
「ほら。心向の番だよ!」
ユウカちゃんに背中を押され、少し緊張が解れた。
「いってくるね!」
私は振り返り、ユウカちゃんに手を振った。