*ふわり、はつこい*
─4月末,大会─
今日は入部して初めての大会。
郡内での大会だからそこまで広いグラウンドじゃないけど私にはすごく大きく見えた。
それと加えて緊張も半端じゃなかった。
「広いね。それよりお手洗い行ってきてもいいかな。私さっきから緊張でやばい」
ユウカちゃんにバスを降りるなりそう言った。
「じゃああたしリンコ先輩に言っといてあげるよ。早く行っておいで」
私はユウカちゃんの言葉に甘えてお手洗いに行く事にした。
はあ。緊張するな。ちゃんと走れるかな。フライングとかしちゃったらどうしよう。
不安は止め処なく私の胸を押し潰そうとしていた。
お手洗いを済ませ、私は自分達がテントを建てる場所に向かう事にした。
だけどそこで私は重要なことに気がついた。
そういや、私テントの場所知らない。
いくら広くない競技場とは言え、参加する学校は20校以上がある。
そこから探しだすのは初めて来た私にはすごく大変なことだった。
今日は入部して初めての大会。
郡内での大会だからそこまで広いグラウンドじゃないけど私にはすごく大きく見えた。
それと加えて緊張も半端じゃなかった。
「広いね。それよりお手洗い行ってきてもいいかな。私さっきから緊張でやばい」
ユウカちゃんにバスを降りるなりそう言った。
「じゃああたしリンコ先輩に言っといてあげるよ。早く行っておいで」
私はユウカちゃんの言葉に甘えてお手洗いに行く事にした。
はあ。緊張するな。ちゃんと走れるかな。フライングとかしちゃったらどうしよう。
不安は止め処なく私の胸を押し潰そうとしていた。
お手洗いを済ませ、私は自分達がテントを建てる場所に向かう事にした。
だけどそこで私は重要なことに気がついた。
そういや、私テントの場所知らない。
いくら広くない競技場とは言え、参加する学校は20校以上がある。
そこから探しだすのは初めて来た私にはすごく大変なことだった。