*ふわり、はつこい*
私は慌てて返信を打った。

だけどまた、何て返信したらいいのか、と随分悩んでいた。

勉強してるなら今返信したら迷惑かな、とも考えた。

結果30分以上、悩んだ末に返信を送った。

《To:陽汰先輩
Sub:いえいえ*

勉強中だったんですか!
ごめんなさい(>_<)
入試、あさってですもんね。
頑張って下さい!!
応援してますp(^-^)q》

ちょっと長文になっちゃったけどいいよね。

─送信完了─

「・・・。先輩と、メールしちゃった」

私の心臓は今もまだ大きく鳴っていた。
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