ROMANTICA~ロマンチカ~
一番腹が立ったのは、ママの事故が仕組まれたものだとは疑いもせず、フヌケになったり、恋にウツツを抜かしていた自分自身に対してだった。
 

あたしのスカートを脱がせようとする俊夫。

そうされまいと、めちゃめちゃに足を蹴り上げるが、当たらない。
 


プルルル……。
 

あたしの携帯電話が鳴った。
 
俊夫がスイッチを切ろうとすると、留守電に切り替わった。
 

聞こえてきたのは……、
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