ROMANTICA~ロマンチカ~
9.病院にて
「あっはっは、相変わらず元気がいいねえ。
だけど、無茶もほどほどにしないといけませんな。大事な身体だ」
ケガのいきさつを聞くと、武藤先生は豪快に笑った。
いつぞやにお世話になった先生って、大病院の院長先生だったんだ。
白い光を放つ蛍光板には足のレントゲン写真。
骨折線がボンヤリと入っている。
涼輔さんの腕には点滴がつながれ、手の傷にはバンド・エイドが貼られた。
診察台にうつぶせになって、足にギプスを巻かれる涼輔さん。
機嫌が悪そう。
だけど、無茶もほどほどにしないといけませんな。大事な身体だ」
ケガのいきさつを聞くと、武藤先生は豪快に笑った。
いつぞやにお世話になった先生って、大病院の院長先生だったんだ。
白い光を放つ蛍光板には足のレントゲン写真。
骨折線がボンヤリと入っている。
涼輔さんの腕には点滴がつながれ、手の傷にはバンド・エイドが貼られた。
診察台にうつぶせになって、足にギプスを巻かれる涼輔さん。
機嫌が悪そう。