ROMANTICA~ロマンチカ~
「私の母親の形見だ。

受け取ってくれると、嬉しいんだけど」
 

あたしは、黙って指輪を左手薬指にはめた。

指輪に触れた瞬間、電流が流れるがごとく、ひらめいた。
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