ROMANTICA~ロマンチカ~
***
今ではめったにないことだけど、
時折夜中に目が覚めることがある。
そんな時、
隣から聞こえてくるのは、涼輔さんの規則正しい寝息。
彼の呼吸に耳をかたむけ、
起こさないようにそっと彼の手に触れ、
その体温を感じると、
安心して、また眠りの世界へと戻ることができる。
そんな時、あたしは、ふと思う。
(これって、愛なんだよね)
愛する人と一緒にいられること、それはとてつもなく幸せなことなんだね。
今のあたしの名前は、氷室都季。
今ではめったにないことだけど、
時折夜中に目が覚めることがある。
そんな時、
隣から聞こえてくるのは、涼輔さんの規則正しい寝息。
彼の呼吸に耳をかたむけ、
起こさないようにそっと彼の手に触れ、
その体温を感じると、
安心して、また眠りの世界へと戻ることができる。
そんな時、あたしは、ふと思う。
(これって、愛なんだよね)
愛する人と一緒にいられること、それはとてつもなく幸せなことなんだね。
今のあたしの名前は、氷室都季。