現実は、変えられない
「莉奈ちゃーーん
 転校生だったんだ
 また会えて、しかも同じクラスって運命だね」

私は、いきなりのハイテンションについていけなかった。



そして、この人の名前知らない。

しかも、同じクラスって全く気がつかなかった。



「勇気、
 ちょーうるさいだけど
 って言うか莉奈ちゃん
 勇気の名前知らないよ」

瑞希ちゃんは、私の気持ちを接してくれた。



「俺は、橘勇気でーす。
 莉奈ちゃんよろしくね
 そして、こいつは俺の幼馴染」

勇気君は、
髪を明るめの茶色に染めて
制服の結構着崩していたけど、
笑うとクシャとなるところが可愛いかった。


「幼稚園から、ずっと一緒なんだよ
 しかも、ずっと同じクラスなんだよ」



この二人付き合ってはいないみたいだけど、
すごい仲良いことが分かった。



その後も、話しながら体育館に向かった。


体育館では、出席番号だったので、
二人と別れて、自分の席にところに行った

始業式では、周りの席の子が自己紹介をしてくれた。


みんな良い子に感じた。
このクラスには、あいつらみたいな人はいない気がした。
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