保健室の先生【短】
「あ、今日は内科検診だからね。」
担任がいった。
でも私はまともに話なんて聞いてなかった。


そしてあの山崎のことも忘れていた。


「はい、じゃあ内科検診です。」
担任の先生がいった。
「えーっと。ジャージ一枚になってね。」


内科検診が始まった。


「佐藤さーん。入ってー。」


「あっ、はーい。」


私は入って座った。

そこには真剣な顔つきの山崎がいた。

「はい、めくってー。」


…ドキッ。またかよー。心臓もう少しおさえろー。


私は恥ずかしくて、ほんの少ししか上げなかった。

するとどっかの病院からきた看護師さんか
ベロッっと
全部めくった。

…見られた。
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