女好き先生とヒミツの補習授業❤
「理子ちゃん!!」
授業が終わり、教室を出ようとした時一宮先生に呼び止められる。
「さっきの授業の最初何処にいたの!?」
「…ロッカールームです」
「どうして?」
「別に先生には関係ないじゃないですか」
「関係あるよ」
「どうしてですか?」
「…それは…ッ」
「では」
いつものように先生の横をすり抜けようとした時
ガシッと腕を掴まれた。
「…何するんですか」
「理子ちゃん」
「……離してください」
「俺…ッ」
「離してください!!!白堂先生に用があるんですっ!!」
つい、口から出てしまった嘘。
それと同時に私の腕を掴んでいる力が弱まった。
それを見計らい急いで教室を飛び出した。