女好き先生とヒミツの補習授業❤
「え?」
「だから、本当に冬真の事諦めるの?」
「言っている意味が…」
「俺はてっきり理子ちゃんも冬真が好きなのかと思った」
白堂先生は書く手を止めて私をジッと見つめる。
「いくら白堂先生でも怒りますよ…ッ」
「ハイハイ、ごめんなさい」
悪いって思ってない…
私は少し不機嫌な顔をしながら先生から勉強を習った。
どうして白堂先生はそんな事を聞いたんだろう。
私はその疑問のせいで半分は内容を理解していなかった。