女好き先生とヒミツの補習授業❤



キィッ




ロッカーの扉が開いた。




「野々村!!」
「あ、白堂先生」
「何してるんだ!!こんなところでッ」
「閉じ込められて」
「ハァ…やっぱり、君が授業をさぼるなんて滅多にってかないから捜してたんだよ。まさかと思って段ボールをどかしたら案の定だ」
「ありがとうございます」
「とりあえず、一宮先生に報告しないとな」
「え、どうして?」
「一宮先生も君の事捜してくれてるから」
「は、はぁ…」



ポン



白堂先生の掌が私の頭を優しく撫でた。




一宮先生と同い年とは思えない。




私はとりあえずスカートに着いたほこりを払い教室へ戻った。





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