ナムストーンPART2
天狗岳4
みんなで「オーケー」と答えて直ちにスタート。
まず鞍馬山門前にナセルを下ろす。昼間と同じ場所だ。
(ナセル)「心配ないよ、気楽にいこう!」
とさけんでナセルはVサインを出す。
大原三千院まで県道40号線を急ぐ。車はほとんど来ない。
15分で大原に着いた。周りは真っ暗。
オサムはケムンに懐中電灯を渡す。
「ま、とにかく気を付けて」
「・・・」
不安げなケムンに手を振って、
キーツとオサムは古知平にむかう。
10分もかからない。
キーツにも懐中電灯を渡してオサムは百井へ。
激しい山道を走り抜ける。車は1台も通らない。
村を抜けて峠に出る。
この山道はたっぷり20分かかった。
峠で車を降りて天狗岳を真南に望む。
空は曇っていてむしむしする。
かえるの声がすさまじい。
耳を澄ますといろいろな声が聞こえてくる。
夜の山の中は不気味だ。
さあ、ちょうど8時になった。
オサムは天空に右手をかざした。
「ナムストーン、ナムストーン、ナムストーン・・・」
いくら叫んでも何の変化も起きない。
この10分はとても長く感じた。
まず鞍馬山門前にナセルを下ろす。昼間と同じ場所だ。
(ナセル)「心配ないよ、気楽にいこう!」
とさけんでナセルはVサインを出す。
大原三千院まで県道40号線を急ぐ。車はほとんど来ない。
15分で大原に着いた。周りは真っ暗。
オサムはケムンに懐中電灯を渡す。
「ま、とにかく気を付けて」
「・・・」
不安げなケムンに手を振って、
キーツとオサムは古知平にむかう。
10分もかからない。
キーツにも懐中電灯を渡してオサムは百井へ。
激しい山道を走り抜ける。車は1台も通らない。
村を抜けて峠に出る。
この山道はたっぷり20分かかった。
峠で車を降りて天狗岳を真南に望む。
空は曇っていてむしむしする。
かえるの声がすさまじい。
耳を澄ますといろいろな声が聞こえてくる。
夜の山の中は不気味だ。
さあ、ちょうど8時になった。
オサムは天空に右手をかざした。
「ナムストーン、ナムストーン、ナムストーン・・・」
いくら叫んでも何の変化も起きない。
この10分はとても長く感じた。