恋〜Sweet高校生活〜
3章 Sweet a chenge
「ねぇ里桜!聞いて~愛ね、龍先輩のアドもらっちゃったー」
「……良かったじゃん!誰から貰ったの?」
「勇(たけ)!……先輩(笑)ウチ、家が隣だから昔から仲よくて。勇もサッカー部だし龍先輩とも仲いいらしいの」
「そうなんだ。あのさ、その龍先輩って言う人のアド、ウチにもくれないかな?」
「……なんで。」
「愛に合うか確かめてあげるから!いいから頂戴!」
私は愛の携帯を思いっきり引っ張った
「やめて!!」
「……」
「ご……ごめん。…里桜…」
愛が教室から走って出ていった
─放課後─
「ッ……うっ……」
美那先輩が泣いていた
「どうしたんですか?」
「……ッ……ふ…振られた…」
「え……?」
「龍に振られたの!!ッ……」
何も言えなかった
だって龍先輩が美那先輩と別れたんだもん
「先輩、大丈夫ですか?」
美那先輩の背中を撫でながらも密かに笑っている自分がいた。
美那先輩は他のマネージャーと一緒に保健室へ行った
誰もいなくなった部室には美那先輩の携帯だけが取り残されていた
彼女の携帯を開いた
「…『篠崎龍』……。」
そこには沢山の篠崎龍への送信履歴があった
ダメだと思いながらも…
私はアドレス帳を開き、自分の携帯へ『篠崎龍』のアドレスを送った
そのまま部室を出た私は急いで家へ向かった。
家に着き制服のままベッドに寝転んだ。
篠崎龍のことだけで頭がいっぱい…
恋ってこんなに苦しくて切ないの?
恋なんてしたことがない私にはわからない…
私、最低だ。
美那先輩のケータイから勝手に篠崎龍のアドを貰うなんて…
結局、私は篠崎龍のアドレスをケータイから削除した。
「……良かったじゃん!誰から貰ったの?」
「勇(たけ)!……先輩(笑)ウチ、家が隣だから昔から仲よくて。勇もサッカー部だし龍先輩とも仲いいらしいの」
「そうなんだ。あのさ、その龍先輩って言う人のアド、ウチにもくれないかな?」
「……なんで。」
「愛に合うか確かめてあげるから!いいから頂戴!」
私は愛の携帯を思いっきり引っ張った
「やめて!!」
「……」
「ご……ごめん。…里桜…」
愛が教室から走って出ていった
─放課後─
「ッ……うっ……」
美那先輩が泣いていた
「どうしたんですか?」
「……ッ……ふ…振られた…」
「え……?」
「龍に振られたの!!ッ……」
何も言えなかった
だって龍先輩が美那先輩と別れたんだもん
「先輩、大丈夫ですか?」
美那先輩の背中を撫でながらも密かに笑っている自分がいた。
美那先輩は他のマネージャーと一緒に保健室へ行った
誰もいなくなった部室には美那先輩の携帯だけが取り残されていた
彼女の携帯を開いた
「…『篠崎龍』……。」
そこには沢山の篠崎龍への送信履歴があった
ダメだと思いながらも…
私はアドレス帳を開き、自分の携帯へ『篠崎龍』のアドレスを送った
そのまま部室を出た私は急いで家へ向かった。
家に着き制服のままベッドに寝転んだ。
篠崎龍のことだけで頭がいっぱい…
恋ってこんなに苦しくて切ないの?
恋なんてしたことがない私にはわからない…
私、最低だ。
美那先輩のケータイから勝手に篠崎龍のアドを貰うなんて…
結局、私は篠崎龍のアドレスをケータイから削除した。