素直な心






一瞬話についていけなかった。

つまり、こいつは私の服装のために知り合いの店に来て、いつも店を手伝っているか何かしていて、その代わりにタダで選んでもらおうとしてるということ?


「いえ、私大丈夫ですから」

「いいのいいの!慎也の彼女なんだしサービスよサー、ビ、ス!」

だから、彼女じゃないってばもう!

そんなことは言えず、私は連れて行かれるがままに試着室へと向かった。





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