素直な心





「そういえば、もうすぐバレンタインだけどやっぱり明ちゃんは柊君に渡すの?」

「別にそんな予定はない。まこちゃんは?」

ちょっと下を向いて頬を赤くしたのがわかった。


「えっと……私は、宮野君に」

「宮野くんかーいいんじゃない。お似合いだしね」

「そう?」と言ってまたより一層頬を赤らめた。





< 53 / 68 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop