★恋は曲者ッ★
アタシは思わず大声で叫んだ。
「ウルサイ~、ご近所さんにメーワクでしょ」
なんかお茶目な感じやなぁ。
見た目は世間なんて
一切気にしてなそうなのに。
電球の光の下だと
顔のラインまで
はっきりと見える。
小さな部屋の中の
奏多君は一層背が高く見え
髪は見事なまでにサラサラだ。
「ちょ、恥ずかしいから見ないで」
奏多君は
すでに服を脱ぎ始めていた。
「あ//ごめんっ」
アタシはサッと後ろを向いた。