★恋は曲者ッ★
アタシ…
かなりヤバくないか?
男の子の部屋なら
何度も入ったことあるし
それは別になんとも思わんけど…
よう考えたら
アタシ、ごっつ迷惑なこと
してるやんなぁ。
チラッと後ろを見てみる。
「みぃちゃん、見んな!!」
そう言ってニヤッとしながら
奏多君は慌ててシャツを着る。
ほへ?
みぃちゃん!?
「みぃちゃんってなんやねん!?そんなさっぶい呼び方、せんといてー!」
「ええやん、別にぃ~。んじゃ、“みぃ”な!!」
「イヤイヤ!普通に美月でええやん!」
アタシは両手をブンブン振った。
「俺、あだ名つけるん好きやねんっ」
ニカッと笑う奏多君。
ぐはっ
か、かわいいっ///
アタシはクラァっとなった。