★恋は曲者ッ★



アタシ…

かなりヤバくないか?




男の子の部屋なら

何度も入ったことあるし

それは別になんとも思わんけど…





よう考えたら

アタシ、ごっつ迷惑なこと

してるやんなぁ。









チラッと後ろを見てみる。




「みぃちゃん、見んな!!」



そう言ってニヤッとしながら

奏多君は慌ててシャツを着る。






ほへ?

みぃちゃん!?



「みぃちゃんってなんやねん!?そんなさっぶい呼び方、せんといてー!」



「ええやん、別にぃ~。んじゃ、“みぃ”な!!」



「イヤイヤ!普通に美月でええやん!」


アタシは両手をブンブン振った。



「俺、あだ名つけるん好きやねんっ」



ニカッと笑う奏多君。




ぐはっ

か、かわいいっ///




アタシはクラァっとなった。




< 35 / 61 >

この作品をシェア

pagetop