★恋は曲者ッ★
アタシのやる気は急上昇した。
男の1人は絶対奏多君だ!!
またチャンスがめぐってきたんかも。
「アタシ頑張ります!!今日からですか!?」
「いや、明日からだが…」
アタシの豹変ぶりに
校長も担任も目をまるくした。
ガラガラ
「真由~、明日から一緒に帰れへんかも」
アタシはドアの前にいた真由にニコニコ話しかけた。
「美月ちゃんどないしたん?なんか嬉しいことやったん?」
「ちょっとな~…」
アタシは真由に全部話した。
奏多君に一目惚れして
家に行ったことと
指導のこと。