月華.
そして脱走。
紅「お母さん、何処?」
藍「きっと…探してるよね…」
紅「うん…」
ヒソヒソと2人で話しながら部屋を出た。
誰かに見つからないように慎重に。
「どちら様ですか?」
ビクッゥ!!
はい。
当たり前だね、見つかった。
「その子達、僕の客なんだ」
ふと、違う声が聞こえて振り向くと1人の男がたっていた。
「あぁ、沖田さんのお客様でしたか。しかし、女人禁止なのでは?」
「土方さんの許しは得ているから大丈夫だよ。姉の使いなんだ」
「そうでしたか。では後程、お茶を…「いや、良いよ」」
「…そうですか?わかりました」
「失礼します」と目の前の少し小柄な男子は向こう側に歩いて行った。
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