冬桜 −二度咲くモノ-
ニヤけたギトギトの顔に吐き気を覚えたが、ここで気を失うことは絶対にダメだということだけはわかっていた。


力を振り絞ってそいつの一番立ち直れないところを、全ての力を込めて蹴り上げてやった。


もちろん、会社は辞めた。


男ってサイテイ。


一瞬の快楽が何になるんだろう。
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