冬桜 −二度咲くモノ-
医者が戻ってきて、鈴菜と響聖の心臓は移植可能であると告げられた。


ついに、最後の言葉を言わなければ。

目の前が真っ黒になって倒れそうになった。

だけど、私がそんな風に楽になっちゃいけない。

気を失えばその間は何も考えなくていい。




でも、そんなことするわけにはいかない。
< 232 / 284 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop