冬桜 −二度咲くモノ-
後ろから看護士さんに
「すみません。そろそろ・・・・。」
と声をかけられた。
今、この手を離した瞬間、鈴菜はいなくなる。
鈴菜の温もりを感じることは、もう二度とないんだ。
だけど、それが私が選んだ道。
今まで一緒に生きてきた鈴菜が、そう望んでいると感じた。
だけど、それは自己満足でしかないのかもしれない。
「すみません。そろそろ・・・・。」
と声をかけられた。
今、この手を離した瞬間、鈴菜はいなくなる。
鈴菜の温もりを感じることは、もう二度とないんだ。
だけど、それが私が選んだ道。
今まで一緒に生きてきた鈴菜が、そう望んでいると感じた。
だけど、それは自己満足でしかないのかもしれない。