歪み
-真柚side-
気付くと図書室の前に経っていた。
外では皆が走っているのが見える。
ふらつく体へ壁に預け座り込んだ。
あんなこと言いたかったわけじゃない。
行かないわけないじゃない。
変なところ優しいんだから。
「わっ私!今日告白するって決めた!」
そうゆずが宣言したのは今朝。
あたしは、何も言えなかった。
「真柚はどうするの?
もしかしたらゆずと有君が
付き合っちゃうかもよ」
「それはそれで仕方ないよ」
なんて大人ぶって強がって。
惨めだな、あたし。
気付くと図書室の前に経っていた。
外では皆が走っているのが見える。
ふらつく体へ壁に預け座り込んだ。
あんなこと言いたかったわけじゃない。
行かないわけないじゃない。
変なところ優しいんだから。
「わっ私!今日告白するって決めた!」
そうゆずが宣言したのは今朝。
あたしは、何も言えなかった。
「真柚はどうするの?
もしかしたらゆずと有君が
付き合っちゃうかもよ」
「それはそれで仕方ないよ」
なんて大人ぶって強がって。
惨めだな、あたし。