命の愛び

«電車が参ります。黄色い線までお下がりください»

そんなアナウンスよそに私はゆっくりと


レールに近づいていった。


もう、全て終わらせて楽になろう。って。



だけどそんな時、後ろから急に抱き寄せられた。

それがわたしにとっての人生最大の恋の始まりだった。
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