キケンなアイツとの生活
そんなパパの笑顔に、わたしも笑うと千夏さんが用意してくれた朝食に手を付けた。
ここまでは幸せだったんだ、ここまでは……。
「愛梨、早く食べなよ。遅刻するよ」
「は?べつに冬弥さんに迷惑かけるわけじゃないでしょ。放っておいてください」
もう、この人の声聞くだけで幸せが、ぶち壊しだよ。
「迷惑?かかるよ。オレも遅刻しちゃう」
「はい?どうして、わたしが遅いと冬弥さんが遅刻すんの。意味わかんない」
せっかく美味しく食べてるごはんが、マズくなる。遅刻すんなら、さっさと行けばいいのに。
大口で食べてた冬弥さんは、いつの間にかパジャマからスーツに着替えていた。
ネクタイをキュ、と締めるその姿は、やっぱりオトコマエだ。
「朝は、送ってあげるって言ってんの。だから早く食べなよ」
は?朝は送る…?そんなの誰がいつ、どこで頼んだって言うのよ。冗談じゃない!
ここまでは幸せだったんだ、ここまでは……。
「愛梨、早く食べなよ。遅刻するよ」
「は?べつに冬弥さんに迷惑かけるわけじゃないでしょ。放っておいてください」
もう、この人の声聞くだけで幸せが、ぶち壊しだよ。
「迷惑?かかるよ。オレも遅刻しちゃう」
「はい?どうして、わたしが遅いと冬弥さんが遅刻すんの。意味わかんない」
せっかく美味しく食べてるごはんが、マズくなる。遅刻すんなら、さっさと行けばいいのに。
大口で食べてた冬弥さんは、いつの間にかパジャマからスーツに着替えていた。
ネクタイをキュ、と締めるその姿は、やっぱりオトコマエだ。
「朝は、送ってあげるって言ってんの。だから早く食べなよ」
は?朝は送る…?そんなの誰がいつ、どこで頼んだって言うのよ。冗談じゃない!