キケンなアイツとの生活
なんて言ったけど、少しだけ見方が変わったのは事実だった。だって女子高生をただ見に来てただけだと思っていたから…。
「オレだってね、ちゃんと仕事してるんだよー。一応、責任者だしね?」
うん、そうだよね。社長さんなんだよね、この人。セフレのとこばっか行ってるアホじゃないんだよね。
「ごめん、なさい…。わざわざ、ありがとうございました。あの、ホントに明日から大丈夫だから」
「だからダメだって言ってんだろ?少なくとも、変質者の噂が消えるまで続けるから」
「………」
わたしはなにも言えなかった。きっと言ったって、冬弥さんは送り迎えを続けるんだもん。わたしには分かる。だから、なにも言わずに車から降りた。
「じゃあ、仕事行ってくるね」
「……うん、行ってらっしゃい」
「あー、いいねソレ!毎日言ってよ、ヤル気出る」
「バカじゃない?」
そう言うと冬弥さんはクスッと笑い、高級車を走らせた。
なんでだろう、こんなにもドキドキするなんて…。あの笑った笑顔とか、キュンとくるなんて、わたしのカラダはどうしてしまったのだろう…。
とりあえず、送り迎え続けるのか…。イヤだな…。なんかわたしのカラダがどんどん変になりそうで、すごくイヤだった。
そんな思いのまま家に入ると、千夏さんが笑顔で出迎えてくれた。
「オレだってね、ちゃんと仕事してるんだよー。一応、責任者だしね?」
うん、そうだよね。社長さんなんだよね、この人。セフレのとこばっか行ってるアホじゃないんだよね。
「ごめん、なさい…。わざわざ、ありがとうございました。あの、ホントに明日から大丈夫だから」
「だからダメだって言ってんだろ?少なくとも、変質者の噂が消えるまで続けるから」
「………」
わたしはなにも言えなかった。きっと言ったって、冬弥さんは送り迎えを続けるんだもん。わたしには分かる。だから、なにも言わずに車から降りた。
「じゃあ、仕事行ってくるね」
「……うん、行ってらっしゃい」
「あー、いいねソレ!毎日言ってよ、ヤル気出る」
「バカじゃない?」
そう言うと冬弥さんはクスッと笑い、高級車を走らせた。
なんでだろう、こんなにもドキドキするなんて…。あの笑った笑顔とか、キュンとくるなんて、わたしのカラダはどうしてしまったのだろう…。
とりあえず、送り迎え続けるのか…。イヤだな…。なんかわたしのカラダがどんどん変になりそうで、すごくイヤだった。
そんな思いのまま家に入ると、千夏さんが笑顔で出迎えてくれた。