翔藍
唯星はどう思ったかは
分かんないけど
俺は離れたくない。

そう思いながら
唯星の手を握る。

すると
少しだけど、唯星の手が動いた。

唯「ふ……うが?」

かすれた声で唯星が俺を呼ぶ。

俺はすぐにナースコールを押した。
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