翔藍
すると
風雅がキスをしてきた

息が続かなくなって
口を開くと、生温いものが
口内に入ってきた

それは考えなくとも分かった

部屋には私の口から
漏れる声といやらしい
音が響く

苦しくなって、風雅の胸を叩くと
離してくれた。

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