不良の媚薬
少し暗くなってきた頃
扉の音がきこえた
キィィィ、、、
何かと思い起きてみる
「いつまで寝てんだよボケ」
あぁ、北条組んだ
「、、、、」
やっぱり怖いなぁ
だって、喋り方、、
「お前早く帰れよ、、もう暗くなってるだろ?万が一なんかったらみんな心配すんだろ、親とかダチとか」
言葉使い悪いけど心配はできるのね
「私が拉致されたり襲われたりすると思うの?」
そう言うと北条は、はぁ??っていう顔で
「いや、お前自分で気がついてねえの?」
、、、、は?
「え?何が、、、?」
ほんと何がですけど
「いや、おまえけっこースタイルいいだろ、、、、」
あぁ、その理由はね、、
「毎朝遅刻しそうになるから家から学校までの4kmフルダッシュだから、、、」
、、、、、なんか苦笑いされちゃった
「その足の長いわけが遅刻でフルダッシュとか。。。なんか、だせぇ、、、お前可愛そうだな」
そうそう、、
「そうなのだよ、北条くん、もっと褒めて」
「いや、褒めてねぇし」
「そうなの!?」
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