戦術自衛隊夜間訓練
種馬とか。

人間じゃないし。

ケダモノだし。

まさに外道。

「自分の彼女が大切なら、努々小暮三等陸曹と二人きりにはさせん事だ…」

また静かにコップ酒を傾ける小川。

谷口と三浦は顔を見合わせる。

流石小川分隊長。

任務以外でも修羅場を幾つも潜り抜けてきたらしい。

「尊敬します、小川分隊長」

小川のコップに酒を注ぐ谷口。

「どういう意味だ…」

ジト目で睨む小川。

< 18 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop